介護福祉士国家試験が大幅に見直されることになりました。

13分野の試験問題を3分割し、合格基準に満たない（不合格）の場合は翌年、不合格の分野のみ再試験するという内容です。

介護福祉士の受験資格も厳しくなっている昨今、受験者にとっては明るいニュースです。

国はその時々の状況を考慮し、「合格しやすい試験」「合格しずらい試験」を繰り返してきました。

小職の場合は、介護福祉士は合格しやすい試験でしたし、ケアマネージャーは合格しずらい試験でした。

今回の改正は受験者にとって朗報であり、働きながら学ぶことの大切さ、スキルアップの向上に繋がります。

ただ、厳しい試験を何度も不合格となり、学習を諦めてしまった方々もたくさんいることも事実です。

受験者の皆様は、諸先輩方の労苦のおかげで、この国の介護がなんとか機能してきたことを忘れずに、勉学に励んでいただく事と無事合格することを願います。

株式会社ケアカノン・プランニング

ケアカノン介護相談室

代表取締役　俵山　昇